【卒業式の服装マナー|保護者向けの正しい服装・NG例を解説】

学校行事

はじめに

卒業式は、子どもにとって大切な節目の一つです。そのため、保護者も適切な服装で参加し、厳粛な雰囲気にふさわしい装いを心がけたいものです。しかし、「どんな服を着ればよいのか分からない」「フォーマルといってもどの程度の格式が必要?」と悩む方も多いでしょう。

本記事では、卒業式にふさわしい保護者の服装マナーや、選ぶ際のポイント、避けるべきNG例について詳しく解説します。


【1】卒業式の服装マナーとは?

卒業式は「別れ」と「旅立ち」の場であり、厳粛な雰囲気が求められます。そのため、派手すぎず、落ち着いた雰囲気の服装を選ぶのが基本です。

🎓 1-1 服装の基本ルール

色は「黒・グレー・ネイビー・ベージュ」が基本

フォーマルまたはセミフォーマルが望ましい

派手なアクセサリーや装飾は避ける

靴やバッグもフォーマルに合わせる

特に、ブラックフォーマル(喪服)とならないように注意が必要です。


【2】母親向けの服装の選び方

👗 2-1 洋装のおすすめスタイル

卒業式の母親の服装は、フォーマル感がありつつも落ち着いた雰囲気のものが好まれます。

スーツスタイル

  • 黒・ネイビー・グレー・ベージュのセットアップ
  • シンプルなデザインで、丈は膝下が適切

ワンピース+ジャケット

  • シンプルなワンピースに、同系色のジャケットを羽織る
  • ツイードやウールなどの上品な素材が◎

パンツスーツ

  • フォーマル感のあるテーパードパンツ+ジャケット
  • 落ち着いたカラーならスタイリッシュな印象に

🎎 2-2 和装のおすすめスタイル

訪問着・色無地

  • 柔らかい色合いの訪問着や色無地が適切
  • 帯はシンプルなものを選ぶ

小紋はNG

  • カジュアルな印象が強いため、卒業式には向かない

【3】父親向けの服装の選び方

👔 3-1 スーツの選び方

ダークカラーのスーツ(黒・ネイビー・ダークグレー)

無地または控えめなストライプ柄

白または淡色のワイシャツ

ネクタイはシンプルなデザイン(暗めの色推奨)

ビジネススーツとほぼ同じですが、派手な色や柄のネクタイは避けましょう。


【4】避けるべきNG例

卒業式の厳粛な雰囲気に合わない服装は避けましょう。

🚫 NG例

  • 派手な原色(赤・ピンク・黄色など)のスーツやワンピース
  • 大きなロゴや柄の入った服
  • ラフすぎるカジュアルスタイル(ジーンズ・パーカー)
  • 極端に短いスカートや袖なしのトップス
  • 光沢のある生地や派手なアクセサリー

【5】靴・バッグ・アクセサリーの選び方

靴は黒やベージュのパンプス(3~5cmヒールが理想)バッグは小さめでシンプルなデザインアクセサリーはパールなど上品なものを選ぶ

派手すぎるアイテムを避け、全体的にシンプルで上品な印象を心がけましょう。


【6】まとめ

卒業式はフォーマルな場であり、落ち着いた服装が求められます。

ダークカラーを基本に、シンプルなデザインを選ぶ

派手すぎる服装やアクセサリーは避ける

父親はダークスーツ、母親はスーツまたは落ち着いたワンピースが◎

事前にしっかりと準備をし、子どもの晴れ舞台にふさわしい装いで卒業式に臨みましょう!